ワールドカップも終わり日本代表もとても健闘しコロナ渦で暗いニュースばかりの中、スポーツの持つ素晴らしい力でみんなに勇気を与えてもらえました。見てる人たちの心を熱くさせ希望というものを与えてもらえたと思いました。
これからのサッカー界を背負って行くのは今の子どもたちです。サッカーの関わり方はそれぞれで良いと思います。
テレビの前でサッカーを一生懸命応援してくれるのもサッカー界にとっては必要な事ですし、日本代表を目指して頑張ってやっていくのもサッカー界にとっては大事な事です。どちらもこれからのサッカー界を盛り上げていくには必要なもので、そこにはサッカーが好きと言うことが一番だと思います。
最近高学年のトレーニングでは少しずつみんな声を出せるようになってきています。4年生の子たちの中でも声を出せる子が少しずつ増えてきました。
必死でやっている中でネガティブなことを言ってしまう事もあると思いますが僕たち自身もそうですがネガティブな発言は科学的にも通常の3倍定着しやすいので僕たち自身もネガティブな発言よりポジティブな声かけを心がけています。子供たちもポジティブな声かけが出来るようになってきている選手たちが多くなってきていてそういう雰囲気でトレーニングしていくとみんなで成長しようという雰囲気になります。
但し、全てがポジティブな言葉をかけているわけではなく「やれる事」をしなかった時だけはその選手に気づかせるように違う声掛けをしています。
チームのために走らなかったり自分がボールを取られても取り返しにいかなかったり、チームのために頑張る事が出来なかった時は注意しています。そこの所は技術面ではなく意識次第ですぐに出来るようになるので子供たちには常に伝えていこうと思います。プレーに関してはまだ体が出来ていないのでパワーがなくパスが通らなかったりゴール出来なかったりしても体が成長し大きくなればそのパスが通るようになるしシュートも入るようになるので今の年代ではそこを見れる選択肢を持てた事の方が重要で創造性あふれるアイデアを持ってプレーしてほしいと思っています。
僕たち自身も失敗と反省を繰り返しながら子供たちと一緒に成長していきたいと思っていますので子供が楽しくサッカーが出来るかどうかは保護者の皆様と指導者にかかっていると言っても過言ではないので今の年代では「やれる事」をやっていたら沢山褒めて認めてあげてほしいと思います。
サッカーを通じて色々な面で成長していってほしいと思います。
今年もあと残り少しになりましたが今年一年間ありがとうございました。
また来年よろしくお願い致します。良いお年をお迎え下さい。
AUREAサッカースクール代表 廣田